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お笑い芸人で、プロ野球チームを作ってみる。

2018年も、8月に入りましたが、今年初投稿です。

スポーツをメインに書いているもう一つのブログですでにアップした記事でもあるのですが、今回はチャレンジングなテーマで。

テーマは、ズバリ「お笑い芸人で、プロ野球チームを作ってみる」(^^)。

ちなみに、野球の上手い芸人(最近だったら、360°モンキーズの杉浦。それこそ、昔だったらポップコーン(懐かしい…))で野球チームを作るというわけではありません。
生み出す笑いの量や質、また他の芸人との絡みで生み出す笑いなどを、野球の能力にたとえたときに、果たしてどんなラインナップが一番笑いを生み出すかを考える、という、かなり無謀な企画。

野球があまりわからない方には「?」な記事かもしれませんが、野球・お笑いどちらも好きという方には、「自分ならこうするなあ」と思いながら読んでいただければと思います。

なお、チーム編成は、野手15人(先発9・控え6)、投手10人(先発5・ブルペン5)、そして首脳陣5人(監督1・コーチ4)の計30人で考えていきます。

 ☆  ☆  ☆  ☆  ☆

まずは、スタメン野手の9人(指名打者制)。

 1(中)バイキング小峠
 2(左)銀シャリ橋本
 3(二)ナイツ
 4(三)アンタッチャブル
 5(指)柳家喬太郎
 6(遊)和 牛
 7(一)ハライチ澤部
 8(捕)陣内智則
 9(右)チョコレートプラネット

まず一番には、どんな状況でも、フレーズ一発で笑いをとれ、かつ安定感のある、バイキング小峠。『有田ジェネレーション』での、粗削りな若手を引き上げる力などを見ていると、実は単なるイジられキャラではなく、場をリードする力も持っている。

続く二番には、漫才だけでなく、バラエティ番組でのツッコミコメントでも力を見せ始めている、銀シャリ橋本

クリーンアップ一番手は、ナイツ。従来の言い間違い漫才での安定感はもとより、最近は、どんなに好き勝手なパターンの漫才をやっても笑いがとれる、ほぼ“無双”状態に入りつつある。

実は一番最後まで迷ったのが、四番。他の芸人とのバランスを考えると、なかなか収まりがいい芸人が見つからなかった。
そんななか。最終的に四番に据えたのが、アンタッチャブル。コンビでの活動をしなくなってから8年が経つが、やはり、漫才内での笑いの連続度は、芸人のなかでトップクラス。しかも、予備知識がないとわからないネタではなく、ごくごく平易なテーマで、かつ爆笑をかっさらうところが凄い。コンビでの活動を再開するようであれば、文句なく四番打者。

五番には、他の芸人とは毛色が全く違うが、落語家の柳家喬太郎を。日頃から落語を熱心に見ているわけではないが、この人のとぼけ加減は最高。実際に何度か生で見たこともあるが、三人会で、他の噺家がまくらで柳家喬太郎が太っている話をしている最中に、ビール腹を見せながら登場し、その噺家の後ろを横切って、また袖に消えていったときには度肝を抜かれた。一方で、ただ笑かすだけでなく、見ている側をホロリとさせる新作も持っている。「落語を見たことが無い」という人にはぜひ一度は見てほしい落語家。ただし、体形的にとても守れそうにないので、指名打者に。

六番には、漫才の完成度を究極まで高めつつある、和牛。幅広い年齢層を笑わすことができるという意味で、守備位置はショートに。現在の実力からするとクリーンアップを打ってもおかしくないので、三番を和牛にして、代わりにナイツを六番に下げて、もう少し好きに打ってもらうという打順もありかもしれない。

七番には、ハライチ澤部。ファーストにしたのは、ネタでの役割的に、ボケ側のどんな逸れた送球でも拾ってくれそうだから(^^)。

八番には、キャッチャーで、陣内智則。キャッチャーというと司令塔的な役割が求められがちだが、ここでは、ネタ番組のMC的な立場になることも多い最近の出演状況から、「各芸人の活躍を見守る」バランサーとしての役割を期待してのキャッチャー起用。

九番は、松尾のIKKOのものまねで、ようやくブレイクを果たしたチョコレートプラネット。キャラ芸人のように思われがちだが、これまで披露してきたコントのレベルはおしなべて高く、しかも、自作の小道具も相まってバリエーションも豊富。将来的には、十分、主軸を打てる存在。


控えの野手は、あとで紹介するとして、続いて投手。

〔先発1〕アンジャッシュ
〔先発2〕東京03
〔先発3〕シソンヌ
〔先発4〕柳原可奈子
〔先発5〕四千頭身
〔中継ぎ〕スピードワゴン
〔中継ぎ〕チュートリアル
〔ワンポイント〕イワイガワ
〔セットアッパー〕タカアンドトシ
〔抑え〕サンドウイッチマン

先発1番手は、アンジャッシュ。ここ数年はピンでの活動が目立っているが、コントの安定度は、いまだ健在。一年通してエースとして活躍してもらい、できれば15勝ぐらいはしてほしいところ。

2番手は、東京03。こちらも、非常に安定度の高いネタを持つ3人。アンジャッシュとの2組がいることで、どちらかで必ず勝ちが計算でき、チームとして連敗をしない形に持っていきたい。

3番手は、シソンヌ。万人受けという部分ではアンジャッシュ・東京03より下がるかもしれないが、キャラへの憑依具合、掛け合いのテンポなどは、芸人のなかではトップレベル。相手打線(観客?)をペースに引き込むことができれば、こちらも二桁勝利は計算できる。

4番手は、今回のメンバーのなかでは、唯一の女性メンバーとなった柳原可奈子。最近はナレーションやコメンテーターの仕事が増え、ネタを見る機会はかなり少なくなったが、時折見るネタは、今でも完成度は高い。最近は、ロバート秋山の憑依ネタが注目を浴びているが、素人を題材にした憑依テイストのネタという意味では、ある種、はしりはこの人と言えるかもしれない。毎回7イニングを投げるのは難しいかもしれないが、5~6イニングであれば、十分任せられると思う。

5番手は、若手育成枠。四千頭身のネタは、まだ数多くを見たわけではないが、中央に位置する後藤の「まれに見る“昔の高校球児顔”」とボソボソとしたツッコミは、初めてみたとき、強烈なインパクトだった。3人ともまだ21歳という本当の若手コンビだが、将来への期待値も込めて、先発に抜擢。

ブルペン陣は、まず抑えから。「やはり、抑えは重要」ということで、ラインナップからするとトリといってもいい、サンドウィッチマンを。この起用で、ブルペン陣の安定度はぐっと増すはず。

セットアッパーには、同じく安定度を考え、タカアンドトシを。30代前半の頃の勢いは無いかもしれないが、掛け合いから生み出す笑いの確率はまだまだ高い。最近の野球界のセットアッパーは、どちらかというとボールの勢いを武器にするタイプが多いが、このチームでは安定度をとった。

中継ぎには、スピードワゴン。メインを張ることは少ないが、小沢が独自の色を持つ一方で、井戸田も意外と起用にその場その場での役回りをこなす。ビハインドの状況など試合展開が苦しいときも含め、イニングを任せたい芸人。

もう一つの中継ぎ枠は、チュートリアル。最初は徳井単独での起用を考えたが、単体で笑いを生み出すというより、他の芸人をいじることで笑いを生み出すタイプ(ex. フットボールアワーの後藤や、『球辞苑』での塙に対してのコメント)なので、コンビでの起用とした。最近はテレビでネタを披露する機会は減ったが、それでも時折『ENNGEIグランドスラム』などで見せるネタの切り口は、チュートリアルというか、徳井にしかできない発想のものが多い。キャリアや実力を考えると、単なる中継ぎというより、セットアッパーの前の大事な7回を任せたいところ。

ワンポイントは、テレビに出始めた頃から若手なのか中堅なのかわからなかった、イワイガワ。この枠はアキラ100%も考えたが、岩井ジョニ男の、長尺は持たないかもしれないがある種の安定性(^^)を買って、起用。


ここで、再び野手に戻って、控え陣を。

〔捕手〕博多華丸
〔内野〕パンクブーブー
〔内野〕うしろシティ
〔外野〕ジェラードン
〔外野〕ガリットチュウ福島
〔内・外野〕タイムマシーン3号

捕手の控えには、博多華丸。こちらも、陣内と同じく、「司令塔」というより、チームの雰囲気を和ませる意味合いが強い起用。一方、打者としても、豊富なものまね(ただし、若干マニアック)のレパートリーなど、安打も期待できる。
内野として入れたパンクブーブーは、実力は確かながら、華がない(^^)ため、控えに。
阿諏訪が『得する人損する人』での「サイゲン大介」としてプチブレイクするなど、単体での露出は増えたが、ネタに関してはまだ持っている実力を開花しきれていない、うしろシティは、期待を込めてベンチ入り。
外野は、飛び道具的な2組。コントでの強烈なキャラが印象に残るジェラードンは、今後伸びてくるであろう若手の最右翼といってもいい。同じくトリオ、かつキャラの強いコントで頭角を現してきているネルソンズとどちらにするか迷ったが、こちらを選んだ。
「そろそろ怒られそうな(?)ものまね」で露出が増えているガリットチュウ福島は、そのものまね歴のキャリアの長さを考えると、代打の切り札として起用したい。
漫才もコントも起用にこなす(ただし、起用すぎて、逆にいまいちブレイクできていない?)タイムマシ―ン3号は、内外野どこでも守れるプレーヤーとしてベンチ入り。


さて、最後に、アクの強いプレーヤー(芸人)を指揮・指導する首脳陣を。

〔監督〕くりぃむしちゅー有田
〔ヘッドコーチ〕バナナマン設楽
〔打撃コーチ〕今田耕司
〔守備・走塁コーチ〕博多大吉
〔トレーニングコーチ〕バカリズム

監督には、自身がMCを務める番組で若手芸人と絡む機会も多い、くりぃむ有田。若手のよさを引き出す「眼」を持っている一方、時折抜けた面も見せるところが、チームの雰囲気をよくするのではと思い、監督に起用した。

そうした有田が時折見せる隙を埋めるのが、ヘッドコーチの設楽。芸人を俯瞰で見る能力に長けており、“影の監督”という立ち位置になるかもしれない。

打撃コーチには、『レッドカーペット』などのネタ番組で、必ず各組に対するフォローコメント(しかも的確)をする、今田耕司。「ここの部分を、さらにこう伸ばしていくといいのでは」という、プラスの視点でのアドバイスを期待。

もう一翼の守備・走塁コーチには、最近、ネタの審査を担う機会も出てきた、博多大吉。こちらは、今田とは逆に、現状で気になるポイントや欠点に対してのアドバイスを。ここ数年で一気に出演が増えた自身の経験から、ネタだけでなく、バラエティでの立ち振る舞い方についても、有用なアドバイスをしてくれそう。

そして、トレーニングコーチには、バカリズム。最近はずいぶん番組でも笑うようになったが、以前は人のネタを見ても、めったなことでは笑わなかった。ここでは、そのかつての厳しさを復活させ、芸人たちが妥協しそうになりそうな部分を締めてほしい(^^)。

 ☆  ☆  ☆  ☆  ☆

今回のラインナップを選ぶにあたって、大物芸人は、原則入れないようにしました。
また、上記の他にも起用したい芸人はいましたが、うまくはまるポジションがないなどの理由で、選外に(ex. みやぞん(先発5番手の候補)、ドランドラゴン塚地(『LIFE』などコントでの抜群の安定性を買っての中継ぎ起用も)、日本エレキテル連合(以前からネタを見ている人は「ダメヨダメダメ」だけの芸人ではないことをわかっているはず)。その他、オードリー、石田靖、NON STYLE石田 etc)。

なお、もう一つのブログのアップ時には書きませんでしたが、現代の野球では、現場と別に重要なポジションであるGM(ゼネラルマネージャー)も追加でセレクト。

「水曜日のダウンタウン」「クイズ☆タレント名鑑」など、唯一無二の番組をつくっている藤井健太郎氏(TBS)も候補に考えたのですが、ちょっと脱線し過ぎてしまう可能性もあるので、ここは、まさかの長寿番組になった「ゴッドタン」の佐久間宣行氏(テレビ東京)にお願いしたいと思います(^^)。


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by momiageculture | 2018-08-05 17:43 | お笑い | Comments(0)

お笑い・音楽レビューを中心に続いています。細々と更新し、20年目。SPECIAL OTHERS、スカパラ、ゴッドタン、クイズ☆タレント名鑑 etc。/スポーツ系記事はこちら→http://agemomi.exblog.jp/


by もみあげ魔神
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