過去最高の映画かも -『きっと、うまくいく』-
2013年 06月 01日
3時間近い大作ですが、「とにかく素晴らしい映画」。
この一言に尽きます。
この映画の存在自体を知ったのは、1ヶ月ぐらい前に「らくごえいが」という映画を見に行ったときに、予告編を見て。
正直、そのときはそこまで惹かれなかったのですが、映画サイトでのレビューの評価の高さに惹かれ、今回見に行きました。
“笑えて、泣けて、感動できる”
映画宣伝でよく使われる「いかにも」なフレーズですが、本当にそうとしか表現できないぐらい、よく出来た映画です。
見終わって、「“素晴らしい映画”というのは、こういう映画のことを言うんだ」と思ったのに加え、こんな(素晴らしい作品を作る)仕事ができることに嫉妬さえ感じました(^^)。
今回見るにあたっては予告編以外は情報を入れず、見終わったあとに今回の主演がアーミル・カーンという役者だということを知ったときも、「もしかしたら、ボクシングのアミール・カーンと同姓同名じゃん」と映画とは全然関係ないことを思ってしまうぐらい、インド映画自体についても知らなかったのですが、とにかく「どんな人でも楽しめる映画」。
陳腐な表現ではありますが、本当にそう言い切れる“傑作”、そして良質な映画です。
なお、パンフレットに掲載されていたヴィカース・スワループ氏(インドの外交官・小説家、「スラムドッグ$ミリオネア」原作者)の言葉を借りれば、「笑える映画、泣ける映画、考えさせられる映画、様々な映画がありますが、『きっと、うまくいく(原題:3 Idiots)』はその全てが体験できる数少ない映画」。
上映されている映画館はそこまで多くはありませんが、未見の方はぜひ。
ちなみに、基本はコメディ映画です(^^)。