交わって生まれる力
2010年 08月 20日
「爆笑問題とさんま」とか、とんねるずの食わず嫌いにビートたけしと所ジョージが出た回とか、ダウンタウンとウンナン(「夢で逢えたら」ではなく、昔のことを振り返るトーク番組など)。関西の番組だと、やしきたかじんの番組にたけしが出て最後タップダンスまでやった回とか、ダウンタウンの番組への上岡龍太郎ゲスト出演(20年前!)とか。
なかでも一番インパクトがあったのは、ヤンタンオールスターズ対とんねるずの野球対決。
今から20数年前の映像だが、対戦相手のとんねるずはもとより、さんま、髪の毛があるときの鶴瓶、そしてかなり若手の頃のダウンタウン。あと、大物じゃないけど(^^)、西川のりお、村上ショージ、嘉門達夫といった面々。北野誠はまだMAKOTOと名乗っていたり、「なぜここに水島新司が?」と思ったら笑福亭笑瓶だったり…と、かなり濃ゆ~い映像(アシスタントが河合奈保子というのも時代を感じる)。
話は少し変わり、最近になって、「レッドシアター」を見るにようなった。
その前身の「THE THREE THEATER」(深夜に放送)はよく見ていたのだが、毎週見ているうちに、各コンビの持つパターンに飽きてしまい(ジャルジャル、柳原可奈子あたりはある程度バリエーションを持っていたが)、ちょっと食傷気味になっていった。ということで、「それが1時間になったら、もっと間延びするだろうな」と思って、スタート当初をのぞき、あえて1年以上見ていなかった。
なのだが、数ヶ月前たまたま見た回が予想外に面白く、それからは定期的に見るようになっている。レギュラー以外の芸人を毎回出演させているのはいいなと思う(くまだまさしのコーナーは、結局どうやって終わったんだろう?)。
で、感じるのが、ユニットコントの効力。まだ数回しか見ていないが、若手のなかでもある程度実力者が集まっているだけに、はまったときはかなり面白く見られる。昨日の谷田部なんかは最高だった(by プニャプニャTV)。
日頃それぞれのコンビ(or トリオ・ピン)でやっていると、ある程度こちらも予想できる範囲内の面白さにとどまるのだが、別の芸人と絡むことでまったく別の面白さが出てきたり、日頃やっているキャラがさらに強調されて面白さが濃くなったりすることがある。それをある程度のペースでやることができる「レッドシアター」は、芸人にとってかなりいい環境ではないか、と思ったりした(それにしても、本当に谷田部はいい顔をする(^^))。
トーク番組での融合はよく見る光景だが、こうしたネタでの融合を見られる機会がもっとあるといいなと思う。
(ちなみに、今までで「このコラボはいいな」と感じたものの一つが、おぎやはぎ・ラーメンズ・バナナマンが共演した「ライヴ!!君の席」。テレビ放送の方はあまりピンと来なかったのだが、このライヴDVDは、見終わった後、非常に心地よい満足感が残った)。