2012年も、すでに7日。
本当に一日一日が早いですが、今年もよろしくお願いします。
さて、2012年の正月番組ですが、例年ネタが中心の「爆笑ヒットパレード」(フジテレビ)が、ほとんどネタをやらなかったこともあって、いつもに比べてネタを見る機会が少ない年始めでした。
そんななか、31日深夜の「おもしろ荘」と1日早朝の「レッドカーペット」で強烈なインパクトを残したのが、
ニッチェ。
大ブス・小ブス、そして大デブ・小デブのコンビというのが「おもしろ荘」でのアピールポイントだったのですが、とにかくボケの
江上の勢いがすさまじい。動き、発声、そして表情どれをとっても、笑い力が半端ない芸人。「おもしろ荘」では「ブスな親子」、「レッドカーペット」では「子役オーディション」と異なるネタをやったのですが、どちらのネタも、短時間という制約のなか、笑い度が濃かったです。
見かけのインパクトだけでなく、日本映画学校出身ということもあってか、それを笑いに変える表現力も結構あるため、繰り返し見ても飽きないのも強み。
ともすると、キャラ芸人として消費される可能性もありますが、実は昨年の「NHK新人演芸大賞」も獲っているなど、芸人としての幹の部分はしっかりしている感じもするので、一回ブレイクすれば長く生き残っていけるかも。とにかく、2012年要注目の芸人です。
一方、番組として印象に残ったのは「レッドカーペット」。
前述のニッチェを抑えて、最終的に「スギちゃん」というプチスターを産み出しましたが、ハイキングウォーキングのネタを久々に見れました(キャラ芸人の印象が強いが、ネタは安定して面白い。他の番組でももっと見たい)し、最近露出の少ないななめ45℃の「肩卓球」は何度も見ても上手い。そして、この番組が産んだスターといってもいい柳原可奈子も、さらにパワーアップしたネタを披露(声優ネタ)。
一方で、若手に加えて、つぶやきシローなんかも挟み込んでいきながら(長井秀和は不発でしたが)、最後はパンクブーブーで占めるという構成。
「THE MANZAI」を見ても思いましたが、制作者のなかに「笑いが本当に好きなんだ(一方で、面白い面白くないの線引きは結構シビア)」という部分を、そして笑いに対するスマートさが垣間見られる内容でした。
(その意味では、「日本の新しい笑い2012(3日深夜)」で、エンタと同じようにネタテロップを出しまくっていた日本テレビには、番組の構成も含めてまだ野暮ったさを感じる)。
THE MANZAIでのHi-Hiに代表されるように、over35の若手芸人(?)にスポットがあたるのが嬉しかった反面、「もう少し本当の意味での若手が出てこないかなあ」とも思った昨年。
2012年は、前述のニッチェだけでなく、続々と「何じゃ、こりゃ!?」と思わせてくれる芸人のネタを見たいですね。